SPYRALの影響で高騰した関連カードはその後どうなった？

エクストラパック2017で登場した【SPYRAL】の影響で高騰したカードのその後について調べてみました。

【SPYRAL】の影響で様々なカードが高騰しましたが、それらのカードは今、どうなっているでしょうか？

今回は値上がりしたが、実際にはあまり使われなかったカードについてまとめました。

SPYRAL関連で高騰したカードについて

まずはどんなカードが値上がりしたかを振り返ってみましょう。

ゴーストリック・デュラハン
LL-リサイト・スターリング
リンクリボー
森羅の姫芽宮
No.41 泥睡魔獣バグースカ
トライゲート・ウィザード
D.D.クロウ
浮幽さくら
ラーの翼神竜-球体形
ワン・フォー・ワン
二重召喚
盆回し
おろかな副葬
機械複製術

他にもあるかもしれませんが、こんなところでしょうか。

メタカードとして注目されたカードも含まれています。

【盆回し】に関しては、【テラ・フォーミング】が制限指定を受けた影響の方が強いかもしれません。

ではこれらのカードであまり使われなかったカードについて見ていきましょう。

SPYRALデッキにあまり採用されずに値下がりしたカード

真っ先に思い浮かぶのは、【ゴーストリック・デュラハン】ですね。

ゴーストリック・デュラハン

エクシーズ・効果モンスター
ランク１/闇属性/悪魔族/攻1000/守 0
レベル１モンスター×２
このカードの攻撃力は、自分フィールド上の
「ゴーストリック」と名のついたカードの数×２００ポイントアップする。
１ターンに１度、このカードのエクシーズ素材を１つ取り除き、
フィールド上のモンスター１体を選択して発動できる。
選択したモンスターの攻撃力をエンドフェイズ時まで半分にする。
この効果は相手ターンでも発動できる。
また、このカードが墓地へ送られた場合、
自分の墓地からこのカード以外の
「ゴーストリック」と名のついたカード１枚を選択して手札に加える事ができる。

【ゴーストリック・デュラハン】は【SPYRAL】がランク1を組みやすいので、注目されました。

このカードが収録されている【レガシー・オブ・ザ・ヴァリアント】は絶版で入手が難しいこともあって、高騰しましたね。

ピーク時は2000円くらいまで跳ね上がりました。

ところが、注目されたのにもかかわらず、実際は【SPYRAL】にほとんど採用されませんでした。

他のランク1モンスター(主に【森羅の姫芽宮】)が優先されて使われたのが影響していますね。

↑ショップ価格

1000円以下で販売するところも増えてきています。

ヤフオクでは600円前後、メルカリでは900～1000円くらいでした。

かなり安くなってしまいましたね。

そしてもう1枚、大きく変動しているカードがあります。

おろかな副葬

通常魔法
「おろかな副葬」は１ターンに１枚しか発動できない。
(1)：デッキから魔法・罠カード１枚を墓地へ送る。

【SPYRAL】には墓地起動の魔法・罠があります。

それらを墓地に送れるため、【おろかな副葬】が注目されました。

ピーク時でスーパーは1000円くらいまで、シクは1500円近くまで値上がりしました。

ところがこのカードも実際にはあまり採用されずに、値下がりしました。

↑スーパーレアの価格

スーパーは400円くらい、シク700円くらいになっています。

ピーク時の半値くらいまで下がっていますね。

その他、注目されたけどあまり使われなかったカードは下記です。

ラーの翼神竜-球体形
LL-リサイト・スターリング
二重召喚
辺りでしょうか。

【ラーの翼神竜-球体形】はほとんど使われませんでしたが、相場はあまり変わっていないようです。

2000円くらいの価格を維持しています。

【LL-リサイト・スターリング】はそこそこ採用されていますが、エクシーズの枠で見ると【森羅の姫芽宮】や【No.41 泥睡魔獣バグースカ】の方が優先されています。

【二重召喚】はエクストラパック2017発売直後は高い採用率でしたが、徐々に採用率が落ちました。

まとめ

注目されて高騰しても、実際にはあまり使われずに暴落するカードの見極めは難しいですね。

【ゴーストリック・デュラハン】は2000円以上に跳ね上がりましたが、今では3分1くらいの価格になっていますし・・・。

こういうのを見ると、手放すのはパックの発売後が無難に思えてきますね。

【リンクリボー】のように活躍して、上がる場合もありますが、下がる方が怖いですからね。